深爪が先か、巻き爪が先か。
本日は爪の切り方についてご説明します。
巻き爪で困っている方の多くは爪を短く切りすぎて、深爪になってしまっています。
卵が先か、鶏が先か。ではありませんが
深爪が先か、巻き爪が先か。
答えは両方可能性があります。
あまり答えになっていませんね(笑
【まず、深爪が原因で巻き爪になる場合です。】
深爪とは、爪の白い部分がない状態を深爪といいます。
「えっ、いつもそれくらいに切るんですけど。。」という方も多いかもしれません。
その辺の話も後からしますとして、
足の指の爪は、手の指の爪に比べ巻こうとする性質があります。
地面を蹴り歩く足の爪には常に下側から押し上げる力がかかっています。その力に負けないように内側へ巻こうとしてバランスを取っています。
深爪をした場合、先端部分は爪より肉の方が前にでしまっているので、下からかかる圧力はそのまま肉へ伝わり、爪より上に上がってしまいます。
そうなってしまうと、爪が巻こうとする力とのバランスが崩れ、巻き爪になりやすくなってしまいます。
「えっ、いつもそれくらいに切るんですけど。。」という風にいつも深爪にしている方も多くいらっしゃいます。
深爪にしても、必ずしも巻き爪になるとは限りません。
但し、巻き爪になりやすい状態である事は覚えておいて損はないと思います。
深爪にしていて、いちばん厄介なのは陥入爪(かんにゅうそう)です。
爪の切り残しなどや小さなトゲが肉に刺さり伸びるに連れて痛みを伴っていきます。
深爪の場合、目視で分かりにくかったり、爪やすりが届きにくかったりと爪の手入れが難しい状態です。
爪の切り方ひとつですが、とても大事になってきます。深爪にしている方は、深爪にならないように気をつけましょう。
【巻き爪が原因で深爪になる場合】
これは、簡単ですね。
「爪の先が当たって痛いから」
痛いから、痛い箇所の爪を切ってしまいます。そうすると深爪になりますます、爪が巻きやすくなってしまい、さらに痛みが強くなってきます。
そしてまた切る・・・、また痛い・・・の悪循環です。
深爪から巻き爪になる人にくらべ、巻き爪から深爪にしてしまうのはとても多くいらっしゃいます。
巻き爪になりにくい爪の切り方は、スクエアオフです。
「なんじゃそりぁ?」って思う方や、「知ってます。」と思う方もいるでしょうが、
ざっくり言えば、
『先端四角く、角落とす!』です。
ざっくりしすぎたので、図で深爪とスクエアオフをご覧ください。
切りたい気持ちも分かりますが、深爪にしてしまっては悪循環です。
スクエアオフでこまめに爪の管理をしてあげるようにしましょう。